うに丸の縁

1年とちょっと前、保護活動をしている友人のところから里子に行った犬が迷子になって、

どこだかの保健所にいるのが見つかって、

で、結局里親さんはもう飼えないといって、出戻ってきた。

その犬が、今度は友人のところから脱走して、

友人は散々探し回って、

どこかの保健所にいるかもしれないと、保健所の情報も見ていて、

札幌の保健所に、咬むからと飼育放棄されたワイマラナーがいるのを見つけた。


脱走したわんこは、周りの人の協力もあって

やっと見つかって、悪性腫瘍を患いながら、一度は手術を受けて、

最後は安楽死も視野に入れて、

それを納得した道南の里親さんにもらわれていった。




1年とちょっと前の、その騒動のさ中の友人が家に来て、

「犬、一番多い時で何匹いたんだっけ?」と聞いた。

「4匹」

「今は?」

「3匹」

で、「お宅はもう犬は増やさないの?」

「?」

「札幌の保健所に咬むワイマラナーがいるよ」


私が、ワイマラナーを飼っていて、

ワイマラナーという犬種に思い入れがあるのを知っていての言葉。


まんまとのせられて?(笑)

うにに会いに行って、引き取ってしまった。


あれから、1年と2か月。


うには、色々な問題を乗り越えて、もう咬むこともなく

まぁ、まだ手放しで安心はできないけれど、

今では立派な家庭犬。



4月と6月に続けて、レオンとアッシュを亡くして、

本当に、本当に、うにがいてくれてよかったと思う。


道南に行ったわんこが、里子になって1年とちょっと。

最後は家族に看取られて、この間、自然死を迎えたそう。

安楽死でなくてよかったね。



この子が友人の家から脱走しなかったら、

うにの情報は友人の目に触れることもなく、

私がうにを家族に迎えることはなかっただろうと思う。


犬が脱走して、友人は毎日探し回って、身も細る思いをしたけれど、

不思議な縁でうにを助けてくれたような気がして。


ありがとう。

と言いたい。

安らかに。




富良野/花七曜

2002年、大阪から北海道上富良野へ移住してきました。 カフェレストラン・ドライフラワーと雑貨のお店・ コテージ(宿泊)・ドッグラン営業中。 田舎暮らしと果てしない庭つくり楽しんでいます。

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